駅弁シリーズ第8弾 現代日本を築いた偉人弁当(14回)藤原良房
藤原良房 平安時代(初期-前期)843-872
嵯峨(さが)天皇に厚く信頼されていた藤原冬嗣(ふゆつぐ)の次男で、19歳で嵯峨天皇の皇女・源潔姫(きよひめ)を嫁に迎えました。当時、天皇の娘が降嫁することは禁じられていたので、前代未聞の出来事であったようです。天皇の娘と結婚したおかげで良房は出世し、自分の娘を次期天皇と結婚させ更に出世していきました。そして、866年天皇から「摂政」を命じられ、日本で初めて皇族以外の人間による政治が行われたとの事です。
<献立>
〇鰻茶飯〇大根と茄子と豆腐の田楽〇水菜とお揚げの和え物〇しば漬け〇湯葉となめこのすまし汁〇水無月風牛乳寒天
鰻茶飯・・・・・・・・京都で有名な鰻茶漬けをイメージ
水無月風牛乳寒天・・・京都では6月30日に和菓子『水無月』を食べ、穢れを払い無病息災を祈願する習慣があります。『水無月』に入っている小豆は邪気を払い、△の形は暑気を払う氷を意味しています。今回、甘納豆を使い色鮮やかにしてみました。
栄養科 管理栄養士B